【固定資産の帳簿価額】
土地などをのぞく固定資産は、毎期末の原価償却により帳簿価額を減少させています。
そのため売却時点での帳簿価額は、取得原価のままではありません。
・直接法
固定資産の帳簿価額
・間接法
取得原価 - 減価償却累計額
-直接法での記帳-
【売却価額 > 帳簿価額】
帳簿価額より高い価額で売却した場合
売却価額と帳簿価額との差額は 固定資産売却益勘定(収益) で処理をします。
・売却した固定資産の帳簿価額を、固定資産の勘定の減少として貸方に記入します。
(その固定資産を消滅させます)
・帳簿価額と売却価額との差額を、固定資産売却益勘定の発生として貸方に記入します。
【売却価額 < 帳簿価額】
帳簿価額より低い価額で売却した場合
売却価額と帳簿価額との差額は 固定資産売却損勘定(費用) で処理をします。
・売却した固定資産の帳簿価額を、固定資産の勘定の減少として貸方に記入します。
・帳簿価額と売却価額との差額を、固定資産売却損勘定の発生として借方に記入します。
-間接法での記帳-
【売却価額 > 帳簿価額】
・売却した固定資産の取得原価を、固定資産の勘定の減少として貸方に記入します。
・売却した固定資産の減価償却累計額を、減価償却累計額勘定の減少として借方に記入します。
(記録の必要がなくなったので、減価償却累計額も消滅させます。
・帳簿価額と売却価額との差額を、固定資産売却益勘定の発生として貸方に記入します。
【売却価額 < 帳簿価額】
・売却した固定資産の取得原価を、固定資産の勘定の減少として貸方に記入します。
・売却した固定資産の減価償却累計額を、減価償却累計額勘定の減少として借方に記入します。
・帳簿価額と売却価額との差額を、固定資産売却損勘定の発生として借方に記入します。
-期中の売却-
減価償却費の計上は決算で行われます。
そのため減価償却累計額は、前期末までに計上された金額となっています。
期中に売却した場合は、期首から売却時点までの減価償却費を計上する必要があります。
※月割で計算します。
土地などをのぞく固定資産は、毎期末の原価償却により帳簿価額を減少させています。
そのため売却時点での帳簿価額は、取得原価のままではありません。
・直接法
固定資産の帳簿価額
・間接法
取得原価 - 減価償却累計額
-直接法での記帳-
【売却価額 > 帳簿価額】
帳簿価額より高い価額で売却した場合
売却価額と帳簿価額との差額は 固定資産売却益勘定(収益) で処理をします。
・売却した固定資産の帳簿価額を、固定資産の勘定の減少として貸方に記入します。
(その固定資産を消滅させます)
・帳簿価額と売却価額との差額を、固定資産売却益勘定の発生として貸方に記入します。
【売却価額 < 帳簿価額】
帳簿価額より低い価額で売却した場合
売却価額と帳簿価額との差額は 固定資産売却損勘定(費用) で処理をします。
・売却した固定資産の帳簿価額を、固定資産の勘定の減少として貸方に記入します。
・帳簿価額と売却価額との差額を、固定資産売却損勘定の発生として借方に記入します。
-間接法での記帳-
【売却価額 > 帳簿価額】
・売却した固定資産の取得原価を、固定資産の勘定の減少として貸方に記入します。
・売却した固定資産の減価償却累計額を、減価償却累計額勘定の減少として借方に記入します。
(記録の必要がなくなったので、減価償却累計額も消滅させます。
・帳簿価額と売却価額との差額を、固定資産売却益勘定の発生として貸方に記入します。
【売却価額 < 帳簿価額】
・売却した固定資産の取得原価を、固定資産の勘定の減少として貸方に記入します。
・売却した固定資産の減価償却累計額を、減価償却累計額勘定の減少として借方に記入します。
・帳簿価額と売却価額との差額を、固定資産売却損勘定の発生として借方に記入します。
-期中の売却-
減価償却費の計上は決算で行われます。
そのため減価償却累計額は、前期末までに計上された金額となっています。
期中に売却した場合は、期首から売却時点までの減価償却費を計上する必要があります。
※月割で計算します。
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