売掛金と買掛金

【掛取引】
商品売買の代金を後日支払う約束で行う取引をいいます。



-売掛金-
掛で商品を販売した場合の、取引相手から代金を回収する権利をいいます。
債権です。

【記帳】
売掛金勘定(資産) を使って処理をします。

〇掛で販売したとき
  ・掛代金を売掛金勘定の増加として借方に記入します。


〇掛代金を回収したとき
  ・回収額を売掛金勘定の減少として貸方に記入します。





-買掛金-
掛で商品を仕入れた場合の、取引相手に代金を支払う義務をいいます。
債務です。

【記帳】
買掛金勘定(負債) を使って処理をします。
〇掛で仕入れたとき
  ・掛代金を買掛金勘定の増加として貸方に記入します。


〇掛代金を支払ったとき
  ・支払額を買掛金勘定の減少として借方に記入します。





-人名勘定-
【人名勘定】
売掛金勘定や買掛金勘定を使わずに、取引先の商店名を勘定科目として用いることです。
  ・一般的には、総勘定元帳に設ける勘定は売掛金勘定、買掛金勘定を使います。
    人名勘定は補助簿(売掛金元帳、買掛金元帳)において、記録します。
  ・総勘定元帳の売掛金勘定(または買掛金勘定)に記入したら、
    売掛金元帳(または買掛金元帳)の人名勘定にも記入します。

0 件のコメント:

コメントを投稿