勘定

【勘定　（acountアカウント　ａ／ｃエーシー）】
取引を記録するときの単位です。
勘定は、 資産 ・ 負債 ・ 純資産 ・ 収益 ・ 費用 の５つのグループに分類されます。

【勘定科目】
勘定の５つのグループをさらに細分化したものです。

【勘定口座】
同じ勘定科目の記録を１ヶ所に集め、計算するための帳簿上の場所をいいます。
※通常は単に「勘定」と呼びます。


－勘定口座の形式－

・中央で二分して、左側と右側に欄があります。
  増加した額と減少した額を分けて記入するためです。
・左側を 「借方（かりかた）」、右側を 「貸方（かしかた）」 と呼びます。


－勘定口座への記入－
勘定口座への記入方法は、資産・負債・純資産・収益・費用により異なります。
資産・負債・純資産は貸借対照表の記入場所、収益・費用は損益計算書の記入場所に関係します。

【資産・負債・純資産の勘定口座への記入方法】
貸借対照表の借方（左側）には資産の項目が、貸方（右側）には負債と純資産の項目が記入されます。
この貸借対照表の構成図の位置を本拠地とします。
増加は本拠地に記入します。
減少は反対側へ記入します。

資産に属する勘定口座
・借方に増加額
・貸方に減少額　を記入します。

負債と純資産に属する勘定口座
・貸方に増加額
・借方に減少額　を記入します。

【収益・費用の勘定口座への記入方法】
損益計算書の借方（左側）には費用の項目が、貸方（右側）には収益の項目が記入されます。
この損益計算書の構成図の位置を本拠地とします
発生は本拠地に記入します。
消滅は反対側へ記入します。

費用に属する勘定口座
・借方に発生額
・貸方に消滅額　を記入します。

収益に属する勘定口座
・貸方に発生額
・借方に消滅額　を記入します。